喜田崚平さん「正解は3番の52万件です。実は報告件数は2年間で9.4倍にも増えているんです。」
兵藤アナ「これほどまでに増えた背景は?」
喜田崚平さん「コロナ禍というのもあり、インターネットでショッピングをする人が増えたというのが理由の1つではないかと思います。こういったフィッシング詐欺のメールの文面は緊急を装うものが多く、誘導する偽サイトも本物のサイトとほとんど区別がつかないように作りこんでいるなど、どんどんと判断が付きにくくなっています。」
石橋アナ「ネットショッピングは私もよく利用しますが、詐欺かどうか見極めるにはどういったポイントに注意すればよいのでしょうか。」
喜田崚平さん「突然の緊急のメールやショートメッセージが届いたとしても、内容をうのみにせずに公式などに確認するなど冷静に対応することが大切です。金融庁や消費者庁、国民生活センターのHPにも事例や対応策が載っていますので、事前に知っておくことも詐欺かどうか見極める判断につながると思います。それでも詐欺かどうか判断が付きづらいなと思ったら、1人で抱え込まずに先生や家族、また警察をはじめとした公共の相談窓口に相談をしていただきたいと思います。」
金融トラブルについての一例をお伝えしましたが、詐欺やトラブルには他にもさまざまなパターンがあります。トラブルに巻き込まれないためにもそれぞれの対処方法を考えるきっかけにしてみてください。