人口の多い金沢市でも市が補助金を出して運行が始まった地域運営交通があります。公共交通の存続問題は地方だけに限った話しではありません。

路線バスが減便、廃止となった金沢市民は…
「金沢市内に出る時はバスを利用していたんですが、減便になりしまいには何もなくなってすごいショックです」


金沢市湖陽団地。
このエリアに今年の4月から地域運営交通「チョイソコかなざわ」の本格運行が始まりました。「チョイソコかなざわ」は現在、金沢市北部の夕日寺、三谷、医王山地区など6つの地区で運行されています。

その理由が去年7月、西日本JRバスが減便、廃止となり、交通手段がなくなったためです。

路線バスが廃止となった地域に住むお年寄りは。
「どこも動かんとここにおるしかないんかな。20年やっていた習い事もできなくなったし。楽しみが一つも二つも減った」