石川県が今年度、新たに設けた知事直轄の「戦略広報監」に1日付けで、金沢市出身の中塚健也氏(58)が着任し、馳知事から辞令が交付されました。
部長級ポストとなる県の戦略広報監は、石川の魅力を効果的に発信するため、広報戦略の企画などを担う役職で、民間から応募のあった21人のうち中塚氏が選ばれました。中塚氏は東京大学を卒業後、NTTに入社。本社の広報部などを経て、内閣官房の内閣広報室に出向した際には、東日本大震災の政府広報担当を務めた経験があります。
中塚氏は報道陣の取材に対し「色々なメディアがありそれぞれに特徴があると思うので、どういった情報やコンテンツをどういうタイミングで発信するとより効果的なのか。そういった総合的な戦略をまず考えていきたいたい」と抱負を述べました。中塚氏の任期は1日から3年間です。