犯罪捜査や行方不明者の捜索などで活躍する石川県警の警察犬に6日、嘱託書が手渡されました。

警察犬に採用されたのは、去年秋の審査会に合格したシェパードやラブラドルレトリバーなどの18頭です。
石川県警察本部で6日、嘱託書の交付式が行われ、泉栄盛三刑事部長が「夜間や早朝、天候が悪い日の出動もあるが、訓練の成果を発揮してほしい」と訓示しました。

石川県警は2014年に犬種の制限を撤廃し、今回は県内で初めてとなるトイプードルの警察犬も誕生しました。

トイプードル「そら」の飼い主・樋敷美咲さんは「小型犬で狭い所とか、大型犬が行けない所で活躍できれば。初めての経験になるが一生懸命頑張りたい」と語りました。

石川県内では去年1年間、主に行方不明者の捜索で118回の出動があり、警察犬が活躍する機会が年々増えているということです。