来年度の国家予算の審議に生かすため、参議院予算委員会による視察が行われ、委員会のメンバーが金沢市の社会福祉施設を訪問しました。

参議院予算委員会の視察

視察は、参議院での予算審議を前に、石川県内各地で13日から2日間の日程で行われ、14日は、金沢市の社会福祉施設「シェア金沢」を視察しました。視察では、社会福祉法人佛子園の雄谷良成 理事長が、障害者や地域住民が一緒に同じコミュニティーで暮らす新たなスタイルを解説し、関係人口を増やしていくことの大切さを訴えました。

参議院予算委員会の視察

参議院予算委員会・末松信介 委員長「子供のためだけの、あるいはお年寄りのためだけの福祉というよりも、これからの共生社会における福祉のあり方というのをそして使っていない施設をどう使っていくかとかいろんな知恵をもらいながら進めるということで夢溢れる私はこのシェア金沢の話だったと思います」

視察では、小松市で去年起きた豪雨災害の被災地も訪れていて、復旧に向けた国の予算措置についても今後話し合われる見通しです。