能登半島地震以降、休業が続いている石川県七尾市和倉温泉の旅館「加賀屋」が、4月上旬から公費解体に着手することが分かりました。解体工事期間はおよそ5年と見込んでいます。
加賀屋グループは、旗艦店である加賀屋について、2025年8月までに公費解体を申請していましたが、4月上旬から解体工事に着手することが関係者への取材で分かりました。
これで「おもてなし日本一」で全国的な知名度を誇った和倉温泉のシンボル的な建物が解体されることになります。

解体工事は2031年春ごろまでのおよそ5年を要する見込みで、跡地の活用については今後検討していくとしています。
期間中はがれきの搬出や工事車両が往来するため、温泉街の一部道路が通行止めになるということです。
加賀屋グループは、2025年に再建計画を転換し、これまであった4つの旅館を3つに集約して、部屋数も地震前の425室からおよそ6割減らして160室とする方針を発表しています。

グループは新たな「加賀屋」と「あえの風」、それに「虹と海」の再建に向けて準備を進めていますが、具体的な再開時期は明らかになっていません。











