ユネスコの無形文化遺産に、日本が誇る温泉の文化の登録を目指す知事の会が先月設立されました。これを受け、事務局長を務める群馬県の山本一太知事が、事務局次長を務める馳知事のもとを訪れ、今後のスケジュールなどを確認しました。
県庁を訪れたのは、山本知事をはじめ4人の群馬県議会議員です。日本の温泉文化の登録を目指す取り組みは、群馬県の呼びかけで広がり、先月には石川や群馬をはじめ全国17の道県知事が応援する会を立ち上げたほか、与党の国会議員の有志も議員連盟を設立しています。
群馬県 山本一太知事
「(馳知事の就任は)温泉文化のキャンペーンを進めるうえでは良かったと思うし本当にうれしい。こういう人がいて本当にありがたい。馳知事がいるうちにしっかり実現しないといけない」

1995年の参議院議員選挙で当選同期という旧知の仲の両知事。今後は、有識者による検討会の設置や関係省庁などへの要望を行い機運を高めたいとしています。