本格的な受験シーズンを控え、小松空港のカウンターには、志望校への合格など難関突破を祈願するための巨大な絵馬が飾られました。

小松空港1階の日本航空カウンター前にお目見えしたのは、高さ2メートル30センチ、幅が1メートル80センチもある地元・安宅住吉神社のジャンボ絵馬です。

安宅住吉神社は歌舞伎・勧進帳の舞台「安宅の関」が神社の敷地内にあることから、難関突破にご利益がある神社として知られています。

日本航空小松空港所では受験や商売など様々な難関に挑む人たちを応援しようと、初めて絵馬を設置し、願い事を記入した札を誰でも無料で絵馬にかけることができます。

26日は県内のサッカーチームの子供たちが招かれ、さっそく思い思いに願い事を書いていました。

サッカーチームの1人は「大事なサッカーとフットサルを2冠達成すると書いた。1つずつ真剣にやっていき絶対勝つぞという雰囲気を出す」と語りました。

絵馬を用意したJALスカイ金沢の松浦美咲さんは「さまざまな難関を持っている人がたくさんいるので、応援したくて企画した。健康を大切にしてサッカーを頑張ってほしい」と話しました。

巨大絵馬は来年1月末まで設置され、願い事を書いた札は来年2月に安宅住吉神社に奉納されるということです。