昨年度、金沢市内の公立の小中学校のいじめや不登校の認知件数が、前年より大幅に増加していたことがわかりました。
金沢市のまとめによりますと、昨年度、小学校で認知されたいじめの件数は265件で、前の年から105件増加、中学校で認知された件数は140件で前の年から9件増加しました。
市はいじめの早期発見などに対する意識の向上が認知件数の増加につながったとしています。
また、不登校は小学校で前の年から68人増加し332人に、中学校で106人増加して632人となっています。
主な要因は小中学校ともに「無気力、不安」が最も多く、次いで「友人関係をめぐる問題」が多いということです。
金沢市は全ての学校にスクールカウンセラーを配置するなどして対応します。