金沢の町なかにある歴史ある小学校が統合されます。21日行われた金沢市の教育委員会議で、馬場小学校と明成小学校の統合が、承認されました。
統合されるのは金沢市東山の馬場小学校と、瓢箪町の明成小学校です。金沢市は、2016年に策定した新たな学校規模適正化に向けた方針に基づいて、全学年でおおむね12~24学級になるよう小学校の統合を進めています。
馬場小学校と明成小学校は、現状その数字に届いておらず、統合した後、全学年合わせて12学級になる見込みです。(馬場小学校は全校生徒約70人、明成小学校は約250人)
2つの小学校は、2024年4月に統合され、校舎は今の明成小学校になります。新たな小学校の名前は今後決定するということです。
馬場小学校は創立から150年以上が経つ歴史ある小学校で、金沢市はおよそ10年かけて両校下の地域や保護者と協議を進め、同意を得ました。23日には、各地区の代表者による統合同意書が結ばれます。