望まない妊娠を防ぐための緊急避妊薬が、きょう(2日)から薬局やドラッグストアで処方箋がなくても買えるようになります。

きょうから販売が始まる、あすか製薬の緊急避妊薬「ノルレボ」は性行為から72時間以内に服用することで妊娠を8割程度防ぐとされています。これまでは医師の処方箋が必要でしたが、きょうから処方箋がなくても薬局やドラッグストアで購入できるようになります。

緊急避妊薬をめぐっては、2023年11月以降、一部の薬局で試験的に販売されていて、その時の価格は7000円から9000円でした。

きょうからは、希望小売価格が1錠7480円(税込み)で、販売を担当する第一三共ヘルスケアの担当者は「試験販売での価格を参考に、なるべくアクセスしやすい価格に設定した」としています。

購入する際、親の同意は不要で、年齢に制限はありません。

ただ、研修を受けた薬剤師が対面で販売し、その場で薬を服用するルールとなっています。また、服用から3週間後に、妊娠検査薬や医療機関の受診などで、妊娠しているかどうか確認することになっています。

厚生労働省は、緊急避妊薬の販売が可能な薬局をホームページで公表していて、購入する際は、在庫や販売可能な薬剤師の勤務状況などを確認するため、薬局に事前に問い合わせすることを推奨しています。

緊急避妊薬は、性行為からなるべく早く服用するほど妊娠を防ぐ効果が高いことから、処方箋なしでの購入を求める声が上がっていました。

緊急避妊薬が国内で市販化されるのは初めてです。