強い寒気が流れ込んだ石川県内ですが、金沢では3日の夜に初雪を観測しました。山間部はこの冬初めての本格的な雪が降り、一面真っ白な雪に覆われました。
4日午前の輪島市内は、辺りは薄暗く、吹きつける雪が道路に積もっています。

朝はぐっと冷え込み、最低気温は輪島市三井で-1.4度、七尾で-0.1度、輪島で1.1度、金沢で1.7度など、10の観測地点でこの冬一番の寒さとなりました。
輪島市民「(雪かき)大変、雪は慣れてても怖い、仮設住宅だとエンジンかけていいのか、気をつかう」
金沢では3日午後6時半ごろ初雪が観測されました。平年より9日遅く、2024年より5日早い初雪です。

金沢の山あいにある湯涌温泉も道路が雪に覆われ、ドライバーが慎重に車を走らせていました。
一方、加賀市の北陸自動車道尼御前サービスエリアでは、NEXCO中日本や金沢河川国道事務所などの職員が、県内6か所で冬用タイヤの装着を呼びかけていました。
気象台によりますと、冬型の気圧配置は5日にかけて続く見通しで、5日午前6時までの12時間に降る雪の量は、多い所で加賀の山地で15センチ、能登の平地で3センチ、山地で5センチの予想です。











