石川県白山市の北陸自動車道で23日、トラックなどが炎上し、車6台が関係する事故があり、2人がけがをしました。工事の影響で渋滞していた区間でトラックが低速で進行していた乗用車に追突したとみられます。

23日午前8時50分ごろ、白山市石立町の北陸自動車道上り線で、男性から「トラックのキャビンから火が出ている」と、消防に通報がありました。
この事故でトラックを含む3台の車から火が出ましたが、およそ1時間半後に消し止められました。
警察によりますと、トラック1台と乗用車5台の合わせて6台が事故に巻き込まれ、トラックに乗っていた20代の男性が足にけがをしたほか、乗用車に乗っていた40代の男性が全身の痛みを訴え病院へ搬送されましたが、いずれも命に別状はないということです。
現場は北陸自動車道の美川インターからおよそ1キロ金沢寄りの場所で、手取川橋の架け替え工事のため、片側2車線の道路が1車線に切り替わる区間の手前で事故が起きました。
警察によりますと、工事の影響で渋滞が発生し、低速で進行していたところにトラックが追突したということです。