能登半島地震からの再出発として新たな運行を目指します。石川県などが出資するのと鉄道では、2026年度から車両を新型に順次、更新することにしていて、そのデザインが馳浩知事に報告されました。
七尾市と穴水町を結ぶのと鉄道の車両は、老朽化が進んでいることや能登半島地震からの「再生」、「地域の希望」を乗せて走る未来への象徴にしようと更新されます。
3日は、中田哲也社長が馳知事を訪ね、新型車両のデザインを報告しました。
8月に一般投票を行った結果、4つの候補から「トキが舞う能登の里山里海」をイメージしたデザインに決まりました。
車両は海側から見るとブルー、山側から見るとグリーンの2色で能登を象徴しています。


石川県・馳浩知事「ワクワクしますよね。早く乗ってみたいと思う。観光の方もどんどん呼び込む求心力を持つような発信をしていただきたい」
のと鉄道・中田哲也社長「新たな日常を皆さんにお見せする。希望ある未来をみせられると信じているのでこれからも頑張っていきます」

のと鉄道では2028年度までに7台の車両を更新する予定で、運転士の訓練を経て2027年春からの運行を目指します。