穴水町沖波地区では、20年近くにわたり大学生が祭りに参加する取り組み

沖波地区では20年近く、県内の大学生たちが祭りに参加する取り組みを行っています。学生の派遣を立ち上げた金沢星稜大学の池田幸應さんも取り組みが続いていることを喜びます。

金沢星稜大学・池田幸應名誉教授「今日まで続いている事は凄く感謝しています。もう一つは能登半島地震、こうやって5つのキリコが巡行されるという事は嬉しく思います。恩返しと復興…微力ですけども参加させてもらう」

2年ぶりに町中に響き渡る威勢の良い掛け声に合わせ、巨大なキリコが勇壮に練り歩きます。

初めてキリコを担いだ学生「大丈夫?へとへとだ」「あまりできない」「初めてですめっちゃ重たいです。凄い楽しいです」「テレビとかでしか能登の事を知らなかったんですけど、来てみると色んな方がお祭りとか繋いで暮らしをされていて参加できてウチら違う所に住んでいるけど凄いなんか良いなと思って。こういう風に守る手伝いをこれからもしていきたい」

沖波青年団・田中健太郎団長「かっこいいですやっぱ沖波ですね。感謝しきれないくらいありがとうございますと伝えたいですね」

海の安全と大漁、そして復興を願う「沖波大漁祭り」。

あす朝からはキリコが海の中に入り暴れまわるクライマックスを迎えます。