2026年3月の金沢市長選挙に向けた動きです。共産党などでつくる市民団体で活動する中内晃子氏が、無所属での立候補を表明しました。

中内晃子氏(53)「市民の声を聞きながら目の前の課題に向き合い市政を動かしていきたい」

「市民本位の金沢市政をつくる会」は6日会見を開き、次の市長選で、新日本婦人の会・金沢支部長を務める中内晃子氏の擁立を発表しました。53歳の中内氏は薬剤師として働き、前回2022年の市長選にも出馬し落選しました。

会見では、18歳までの医療費の完全無償化を訴えたほか、公民館の建て替えなどに地元住民の費用負担を求める、いわゆる「金沢方式」の見直しに意欲を示しました。

金沢市長選にはこのほか、再選を目指す現職の村山卓市長がすでに立候補を表明しています。