石川県など8つの県で空き家や住宅から現金などが盗まれた連続侵入窃盗事件について、警察はベトナム国籍の男5人の犯行と特定しました。能登半島地震の被災地、中能登町でも犯行が行われ、件数は170件にも上るということです。
連続侵入窃盗事件に関わったとされているのは、いずれもベトナム国籍で住居不詳の24歳から35歳の男5人です。
調べによりますと、5人は1月に中能登町の空き家に侵入し金庫1つを盗んだとして、邸宅侵入や窃盗の疑いで逮捕・送検されています。
5人は石川県に加え長野県、新潟県などでも犯行に及び、合わせて8つの県で空き家に侵入し現金などを盗んだとして、これまでに複数回再逮捕されています。
このグループは2023年12月ごろから2024年4月にかけて、あわせて170件の犯行に及んでいて、被害総額はおよそ2500万円に上っているということです。
調べに対し男5人はいずれも全ての容疑を認めていて、警察は18日身柄を長野地方検察庁に送り事件の捜査を終えたと発表しました。