任期満了に伴う加賀市長選挙は5日投票が行われ、新人の山田利明さんが現職の宮元陸さんを破り初当選しました。
当選 山田利明 無所属・新 19,618票 宮元 陸 無所属・現 13,035票
午後10時半ごろ当選確実の一報が山田さんの選挙事務所に入り、集まった支援者たちが喜びを分かち合いました。
初当選を果たした山田利明氏(67)
「市長に押し上げてくださった市民の皆様に感謝申し上げたい。市民のための政治をします。しっかり、これは約束する頑張ります。どうぞよろしくお願いします」
現在67歳の山田さんは、市内の公立小学校の校長を経て、2019年から2022年9月までは市の教育長を務めました。選挙戦では、これまでのトップダウンの政治から市民目線に立った政策への転換や、大学など高等教育機関の設置などを公約に掲げ、有権者の支持を集めました。
一方、宮元さんは市政の継続を訴え4回目の当選を目指しましたが、及びませんでした。
落選した宮元陸氏(68)
「皆さん方の期待にお応えすることができませんでした。これもすべて、私の精進の至らなさ。心からお詫びを申し上げます」
加賀市選挙管理委員会によりますと、今回の投票率は63.69%で12年前の前回選を10.79ポイント下回りました。