北陸財務局の新たな局長に就任した原井英一氏が14日会見し、地震と豪雨からの復旧・復興へ地域と中央のつなぎ役を果たしたいと意気込みを語りました。
原井氏は徳島県出身の60歳。1984年に四国財務局に入局し、国有財産や財政投融資を担当する理財局の管理課長などを経て7月1日付けで北陸財務局長に就任しました。

原井氏は地震で被害を受けた七尾市と輪島市を6月に視察し、次のように語りました。
北陸財務局・原井英一 新局長「生々しい傷跡を目の当たりにして、人々の営みの場が壊された悲しみ、人々の営みの場が消えた寂しさを実感・痛感した。被災地の復旧・復興、さらには北陸地方の将来を見据えた地域の活性化に貢献したいと思っている」
原井氏は、復旧・復興に向けて、地方公共団体や金融機関などと財務局とのネットワークを最大限に生かしていきたいとしています。