2024年9月、石川県野々市市のブランド品買取専門店で店長に刃物を突き付け、現金およそ72万円を奪ったとして強盗などの罪に問われた34歳の男の裁判で、金沢地裁は23日、懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。
この裁判は2024年9月、野々市市御経塚のブランド品買取専門店で女性店長に刃物を突き付け、現金およそ72万円を奪ったとして、野々市市の元タクシー運転手の男(34)が強盗などの罪に問われたものです。

検察側は、前日に店を下見するなど、犯行は計画的だとして懲役6年を求刑したのに対し、弁護側は、男が店に賠償金を支払ったなどとして執行猶予を求めていました。
23日の判決で金沢地裁の藤本思帆音裁判官は、「前日に店を下見するなど犯行態様は悪質で、経緯や動機に酌量の余地はない」としました。

一方で、男が反省しているなどとして、懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。