石川県加賀市に住む20代の女性がSNS型ロマンス詐欺の被害に遭い、現金およそ1300万円をだまし取られていたことが分かりました。

警察によりますと、加賀市に住む20代の女性は、2024年9月、出会い系アプリで知り合った男性をかたる人物から、「財布などを落としたので、不動産関係に支払う50万円を貸してほしい。知り合いからも大金を借り、訴えられているからお金を貸してほしい」などと言われ、複数回にわたって、指定された口座に現金合わせておよそ1300万円を送金したということです。

その後、被害女性の様子がおかしいことに両親が気付き、警察への相談などでSNS上でのやり取りを通じて、好意を抱かせ、金をだまし取るSNS型ロマンス詐欺だったことがわかりました。

警察は、知らないアカウントや実際に会ったことがない相手の話は信じないよう注意を呼びかけています。