石川県輪島市町野町出身のシナリオライター、藤本透さんは、実家も被災した中、発災から一日も休むことなくSNSで発信を続け、MRO NEWS DIGでは地域の人たちの声を集める「ふるさとの今」を連載しています。番外編として準備を進めていた本記事ですが、公開を前にした9/
冬期の雪の期間に入る前にと、能登では、地震に加え、9月の豪雨が追い打ちをかけた形で復旧作業に追われています。

1年に2度も大きな被害にあった能登の人たちの心が負った傷は計り知れません。
みなさんの思い出や心の支えとなったご支援をなかったことにはし
輪島市町野町出身のシナリオライター、藤本透です。
能登の移動手段になくてはならないバス。元日の地震で道路は大きな被害を受け、バスの運行も影響が続いています。多くの人にはそれぞれの最寄りのバス停があり、思い出があります。思い出のバス停がマグネットやコースターになり、被災者から人気を集めています。
普段は気丈に明るく振る舞っているように見えても、本当のところはその人にしかわからない。そうした悩みや苦しみ、不安を抱えている人たちの、心の復興の後押しになれればと、能登町柳田地区出身のいけちかさんは、「能登バス企画」を立ち上げました。

1月1日、里帰り中に被災した「いけちか」さんは、加賀で会社員と子育てをしながら、能登のために出来ることを模索しつづけ、「能登バス企画」の他にも、炊き出しなどのチラシ作成代行や、石川県の災害ボランティア活動などの各種ボランティア活動、個人や有志の方との物資支援などを継続していらっしゃいます。
藤本とも、1月の早い段階から、X(旧・Twitter)を通じて情報交換を行っていました。