イベント名は「キッツクッキング」

金沢市内のビルに集まった、未就学児から中学2年生の5人のこどもたち。
イベントの名前は、「きつ音」と「キッズ」そして「レッツクッキング」を合わせた「キッツクッキング」です。

きつ音の子どもを対象に運動教室などを展開しているBe.カラフルが主催したとあって、参加した全員がきつ音の当事者です。

料理の前に自己紹介タイムが設けられた

国立障害者リハビリテーションセンター研究所によりますと、話し言葉が滑らかに出ないきつ音やどもりには、様々な症状があります。
1:「と、と、鳥」のように音を繰り返す「連発」
2:「とーーーり」のように音を伸ばす「伸発」
3:「…鳥」のように言葉を出せずに間が空いてしまう「難発」

きつ音には、この3つのうちどれか1つ以上が見られます。男女比は4:1くらいですが、幼児期の男女差は、あまりないと言われています。

今回の料理教室を思いついた荒城新菜さん

主催するBe.カラフルのスタッフで今回の料理教室を思いついた荒城新菜さんもきつ音の当事者です。荒城さんは「きつ音を抱える子ども同士で交流する場はあまりない」と話します。