長年、「政争のまち」と呼ばれている羽咋市。
市議会議員の本吉典子氏が9月に告示が予定されている羽咋市長選挙への出馬を表明しました。
現在42歳の本吉典子氏は、前・県議会議員の本吉淨与氏の妻で、会社勤務を経て2021年から羽咋市議会議員を務めています。
能登半島地震に対する被災者の思いに触れたことが出馬に至るきっかけとなったと話す本吉氏。
住民提案型での災害公営住宅の建設や、液状化した被災地での現地事務所の設置など、被災者に寄り添った支援の拡充を訴えました。
出馬表明した本吉典子氏
「仮設やみなし住宅に住む人たちは『住み慣れた町で住みたい』『いつもの畑で体を動かしたい』、そのような声が聞こえる。計画的に公費解体を進め、スケジュール、未来が見えなくて困っている人々に寄り添い希望を失わないよう行政の本気を示す」
現在1期目で現職の岸博一市長は出馬の意思をまだ明らかにしていません。
任期満了に伴う羽咋市長選挙は、9月29日告示、10月6日に投開票が行われます。