金沢食肉流通センターで開かれた肉牛枝肉共励会には、石川県内から47頭、福井県から42頭、あわせて89頭の牛が出品されました。


能登牧場・平林将さん…
「15頭出荷した。能登牛全体のレベルが上がっているので、なかなか難しい状況になっているなと最近思う」


能登牛生産者の平林将さん、今大会8連覇がかかっています。
果たして、結果は…


「栄えあるグランドチャンピオン賞は…石川県・能登牧場出品の5号を選抜」

日本食肉格付協会・田中靖樹 業務部長
「和牛としての貫禄と歩留まり基準値、それと肉質、いかに枝肉に無駄がないかというところを見て評価させてもらった」

見事、8連覇を達成した枝肉はA―5等級で、サシの入り具合を示すBMSも12段階中最高の12の評価を受けました。


能登牧場・平林将さん
「うれしい!8年連続でグランドチャンピオン賞をいただけるというのは、毎回いい牛を出荷できているという目安になる。もっと能登牛の認知度を上げていきたいし、石川県内、全国、世界、できれば銀河まで広げていきたい。」


グランドチャンピオン牛の枝肉は午後0時半から行われた競りで、214万3000円で競り落とされました。