地震で被害を受けた家屋などの公費による解体作業が能登の各地で進んでいます。
こうした中、能登の里山の復興を目指し、古民家などから古い材木を運び出して家具などに生まれ変わらせる活動が輪島市で始まっています。
輪島市三井町にある築およそ80年の古民家から運び出されているのは、帯戸(おびど)や床板などです。
地震で公費解体が決まった家屋から、今ではなかなか手に入れる事が出来ない地元産の貴重な材木を回収する「古材(こざい)レスキュー」。
能登の里山復興を目指す「のと復耕ラボ」が、今月上旬から解体前に能登の伝統的な日本家屋から古材を救い出し、地元の職人らの手でイスやテレビ台などに甦らせる取り組みです。
メンバーらが再利用できそうな古材を運び出しました。
スタッフ「これケヤキですね」
