従来の健康保険証が有効期限を迎え、2日からは「マイナ保険証」の利用が基本となりました。マイナ保険証を持ってない人は、すでに送付されている「資格確認書」というカードを提示することになります。初日のきょう、金沢市内の医療機関を取材してきました。

「マイナ保険証」利用は半数程度、マイナンバーカード未取得の声も

マイナンバーカードと健康保険証が一体となった「マイナ保険証」。患者は医療機関でマイナ保険証をカードリーダーにかざし、暗証番号や顔認証で本人確認を行うことで手続きが完了します。

金沢市の洞庭病院では、2025年9月の1か月間でマイナ保険証を使った人は全体の53%でした。

渡邉百音キャスター「きょうからいよいよ原則使えるのはマイナ保険証のみ。こちらの病院では今の所17人中10人がマイナ保険証で受診したということです」

マイナ保険証の利用が基本になったことで、利用者の増加が見込まれましたが、午前中は半分程度。マイナンバーカードを持っていないという声も聞かれました。

患者「マイナンバーカードはまだ作ってない。邪魔くさいから」
「今日は資格確認書で受診した」

患者「使っているうちに慣れてきたら便利になってくるかなとも思うが、いざ変わるとなると、前は出してやりとりしてやっていたのが、ピッとするだけでいいとなった時のギャップというか混乱したりとかは最初のうちはするんだろうなと思う」