乾燥大麻を所持したとして麻薬取締法違反の罪に問われた俳優の清水尋也被告(26)に対し、検察側は拘禁刑1年を求刑しました。

俳優の清水尋也被告は今年9月、東京・杉並区の自宅で乾燥大麻を所持した罪に問われています。

東京地裁できょう行われた初公判で、清水被告は起訴内容を認めました。その後の被告人質問で、清水被告は大麻を使用していたと明らかにしたうえで、「違法性は最初から認識していた」と説明しました。

また、大麻を使用した理由を「主にストレスの緩和やリラックスが目的だった」と話しました。一方、家族やファンに対して「愚かな行為で、その気持ちを裏切ってしまったことを後悔してもしきれない」と謝罪しました。

検察側は「常習性や依存性が認められる」として清水被告に拘禁刑1年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。

判決は今月19日に言い渡される予定です。