8月の旧盆を前に地震で被災した能登の墓地では未だ、墓石などが倒れたままとなっています。こうした中、全国から訪れた石材職人が、22日、倒れた墓石を取り除く作業に取り掛かりました。

記者リポート「能登半島地震では墓にも被害が出ました。倒れた墓石を取り除いて通路を確保する作業が行われています」

この活動は参拝者の安全の確保と、墓石の修復を容易に出来るようにするために全国の石材業界の団体がボランティアで行なっているものです。

石川県七尾市の龍光寺では、職人らが地震で倒れたままになっている墓石を機械などを使って起こし、通路を確保する作業にあたりました。

県石材組合連合会 番作一之会長「修復補修工事に入る時に専門の機械類を入れるにしても、その通路が確保されてないと入りませんので、今回の支援活動の方々にはまずそれを重点的にやっていただく」