能登半島地震で被災した子どもたちを元気づけます。石川県とポケモン・ウィズ・ユー財団が17日、被災地の復興に向けた包括連携協定を結びました。
被災地での「ポケモン・ウィズ・ユー」の取り組みは、2011年3月の東日本大震災を契機に始まり、能登半島地震でも子どもたちのもとにピカチュウを派遣するなどの支援が行われています。

ポケモンと能登の伝統工芸品・名産品をコラボさせるなど、主に観光面での復興を図ろうと県は17日、ポケモン・ウィズ・ユー財団と包括連携協定を結びました。
締結式では、復興応援アート「あかるいみらい」も初めて披露。千枚田をモチーフにした棚田など能登の豊かな自然を背景に、人気ポケモンが集結しています。
杉本敦司事務局長「やっぱりお子さんの笑顔が大事。ポケモンが近くにいる安心感をもってもらって石川に笑顔が広がってほしい」
8月1日からは、穴水町と七尾市を結ぶ「のと鉄道」でラッピングトレインが走るほか、地域の夏祭りではうちわなどのグッズ配布も検討していくということです。