酒の地域ブランド化を進めるため国が制定したGI=地理的表示に、石川県白山市の日本酒が選ばれてから20周年を迎えました。これを記念し地元の酒造組合が新ブランド商品を発表しました。

酒の産地としての価値を高め、高い品質を守るために制定されたGI=地理的表示の制度に基づき、2005年、白山酒造組合の日本酒が「GI白山」として国税庁から指定を受けました。
8日はGIの指定20周年を記念した式典が行われ、新ブランドとなる「醸す白山」の日本酒も披露されました。

「醸す白山」は、市内で収穫した酒米のみを使って、GI白山に加盟する地元の5つの酒蔵が製造します。
年2回の審査により品質が厳しく管理され、高い仕込みの技術力を生かした新商品として近く発売されます。