能登半島地震では、体育館が避難所として利用され、現在も運動ができない学校が多くあります。このうち輪島高校では9日、およそ80キロ離れた石川県かほく市の体育館で全校生徒が久しぶりに顔を合わせた球技大会が開かれ、全校生徒252人がクラス対抗でバレーボールを楽しみました。

生徒「やっぱり優勝しかないと思います。家でも、勝てるようにプラン組んでやりました。きょうバレーするために頭刈って…とても楽しみですね」

輪島高校は、元日の地震から半年以上たった今も体育館の一部が避難所として利用されていて、グラウンドも自衛隊車両のタイヤ痕や砂利が残るなど、運動できる場所が限られています。