港の海底が隆起するなど大きな被害を受けた石川県の輪島港復旧に向けた検討会が開かれ、2年から3年をめどに工事の完了を目指すことになりました。
輪島港では、船を動かすため海底を掘り下げる、しゅんせつ工事や仮の桟橋設置などの工事がおおむね6月末までに完了しました。

5日開かれた検討会には、地元の漁師や関係機関、有識者らが出席し、年度内に中長期の復興プランを取りまとめることを目標に、なりわい再建に向けた復旧方針が示されました。それによりますと、荷さばき場などの共同利用施設から優先的に作業を進め、漁船の利用を可能にするということです。