「辛い思いなら何度もしました。苦しい」亡くなる1週間前、女子生徒が残した日記です。

残した日記

外部の委員でつくる市の第三者委員会は、2023年2月、同級生が女子生徒を仲間外れにしたSNSのLINEグループで陰口を言ったり、そのグループを「いじめだ」と指摘し退会した男子生徒に対し女子生徒の前で土下座を指示するなど、29の行為をいじめと認定しました。

父親「一生、自分のしたことを背負ってほしい。とんでもないことをしたんだよということをずっと死ぬまで抱いてほしい」

両親は、学校側の当時の対応をめぐり、追加の調査を求めていますが、市からの返答はないといいます。

父親「娘がかわいそうすぎる。何としてもその気持ちを晴らしてあげたい、それだけです」「きちんと真実を確定させてそしてそれに対する報いというか責任を誰かがちゃんと果たすけじめをつけたい」

両親は、27日午後、学校側がいじめの防止措置を怠ったとして、野々市市に対し7227万円余りの損害賠償を求める訴えを金沢地裁に起こしました。

父親「いじめっていうのをしっかり裁判所で認定してもらってそこに対する教員たちの対応不足があったということをしっかり認定してほしい」

野々市市の大久保邦彦教育長は「訴状が届いていないため、コメントは控える」としています。