報道陣に設備を公開

船内では、調査に使われる高性能の機械が紹介されました。

町野拓巳記者リポート「マルチビーム測深器です。右手のモニターには観測結果が映し出されています」

マルチビーム測深器で海底の画像を映し出す

海底地形調査で使われるマルチビーム測深器は、船の底から音波ビームを発信し、音波が海底から跳ね返ってくる時間などから海底の地形を映し出す装置です。

能登半島沖の調査でも、この装置を使って崩落地点を見つけ出しました。

測量船・拓洋 金川和司船長「測量した結果につきましては、政府の地震調査委員会に報告して、日本の防災対策に活用されることになると考えている」

「拓洋」は26日金沢港を出港し、日本海の海底調査を引き続き行う予定です。