5月、この仮設住宅では持病を持つ一人暮らしの70代女性が亡くなっているのが見つかりました。

仮設住宅はプライバシーが守られる一方で健康面などで目が行き届かないという課題が浮き彫りになっています。

仮設住宅の住民「不安やわね。一人暮らしだしね。怖いね。私はずっと一人。ほんなら良いけど、私初めてやから。」

特定非営利活動法人ジャパンハート看護師・枡田眞弓さん「門前に今、色んなNPOの方たち入ってきてるので、その方たちと連携しながら『どうやらここの団地のこの方はちょっとお家にいらっしゃることが多いですよ』とか、そういった情報をみんなで共有して。私たちはカフェをやるけれども、別の団体の方に訪問に行っていただくとか、色んな団体が集まっているからこそ、力を合わせて分担しながら幅広くフォローができたら良いのかなってのは思います」

ジャパンハートでは今後も気軽に地域住民や支援者が交流できる場を設けることにしていて、被災者を孤立化させない取り組みを進めていくということです。