台風6号の北上に伴い、高知県内では断続的に大雨となっています。気象台は、土砂災害や高波への警戒を呼びかけています。
県内の降り始めからの雨量は、500ミリを超えたところがあり、(魚梁瀬584.5ミリ、鳥形山516ミリ)梼原では、平年の8月一か月分の降水量を上回りました。(451ミリ)
気象台は、南国市・香南市など7つの市と町に大雨警報を(ほか、香美市・仁淀川町・越知町・梼原町・津野町)。高知市・南国市などに洪水警報を、(ほか、香南市・芸西村)沿岸部に波浪警報を発表しています。南国市では県道脇の水路があふれ、道路が冠水したところもありました。
南国市や香南市などは、(ほか、香美市・梼原町、津野町)警戒レベル3の高齢者等避難の情報を出しています。
交通機関への影響は10日も続きそうです。JR土讃線は特急列車が阿波池田~窪川間で10日昼頃まで。普通列車が須崎~窪川間で、10日午前9時ごろまで。JR予土線も10日昼頃まで運休の予定です。土佐くろしお鉄道中村・宿毛線の宿毛ー窪川間では、10日昼頃まで運転を見合わせる予定です。
空の便も、10日は福岡便と大阪便の合わせて2便が欠航となっています。
今後予想される1時間雨量は、多いところで60ミリ。あす午後6時までに予想される24時間雨量は、多いところで300ミリです。気象台は、土砂災害やうねりを伴った高波などに警戒するよう呼びかけています。