2019年、高知県高知市の下田川で小学2年生の男子児童が溺れて死亡した事故について、第三者委員会の2回目の会議が開かれました。

2019年8月、当時小学2年生だった岡林優空(おかばやし・ひなた)くんが自宅近くの下田川で溺れて死亡しました。一緒にいた友人への聞き取りや通行人の目撃情報などから警察は「事故」と判断しています。一度設置された第三者委員会は、委員の選任に対する遺族の求めから、休止。1月、改めて選ばれた委員による1回目の会議が開かれていました。

6日は2回目の会議が非公開で開かれたあと曽我智史(そが・さとし)委員長が取材に応じました。会議では、いじめの有無も含めた教育委員会への資料の開示や関係者へのヒアリングなどを行うことを話しあったということです。

(第三者委員会 曽我智史 委員長)
「事実関係をしっかり調査することに尽きる。小学校1年生の時から遡って、亡くなった児童に対して心身の苦痛を及ぼすような出来事として、どんなことがあったのかをしっかり調査していく」

次回の会議は3月に予定されています。