夏場の新型コロナウイルスの感染拡大に備え、高知市は重症リスクの高い人たちなどが追加でワクチンを接種できるスケジュールを発表しました。
(高知市 岡﨑誠也 市長)
「インバウンドの人たちを通じて(新型コロナウイルスが)入ってくる可能性はあるので、この点は経過観察が必要」
高知市の岡﨑誠也市長は14日に定例会見を開き、高知県内の新型コロナウイルスの感染状況について報告。夏場に感染が拡大する傾向にあることから、重症化リスクの高い人や医療従事者などが、追加で3回目以降のワクチンを接種できるスケジュールを発表しました。オミクロン株対応の2価ワクチンで、前回から3か月以上経過していれば接種することができます。期間は5月8日から8月31日までで、対象は高知市在住で、65歳以上の人、基礎疾患のある人、医療機関や高齢者施設などの従事者です。高知市は今月24日に65歳以上のおよそ4万5000人あまりに接種券を送付する予定です。
また高知市は物価高騰の影響で負担が増大している低所得世帯の生活を支援するため、6月中旬に1世帯あたり3万円の支給を予定していることも明らかにしました。