新型コロナウイルスについて、高知県内で新たに1076人の感染が確認され11人の死亡が報告されました。県内の累計の感染確認は15万人を超えました。

感染が確認されたのは0歳から90歳以上の1076人で、年代別には、70歳以上が190人となっているほか、20代が185人となっています。高知市の2つの医療機関と高知市、須崎管内、中央西管内、中央東管内のあわせて8つの高齢者施設がクラスターとなっています。また、60代から90代の男女11人の死亡が報告されました。全員に基礎疾患があったということです。1日の死亡数は過去最多となった11日の13人に続き2番目に多くなっています。

1日の感染確認は先週より減っていますが、年代別では70歳以上の高齢者が多く、県は「年末から医療体制が危機的な状況となっている中、さらなる医療への負荷の要因となっている」としています。

県内の累計の感染確認は15万333人となりました。157人が入院していて、重症は8人、中等症が41人、病床の占有率は47.1%となっています。四国の他の県では、愛媛で2316人、香川で1742人、徳島で1337人の感染がそれぞれ確認されています。