高知市の公園で、子どもたちが凧揚げを楽しみました。土佐和紙と竹を使って作られた伝統的な「土佐凧」もあげられました。

この凧揚げは自由民権記念館友の会が毎年この時期に開いています。例年、12月に土佐和紙と竹を使った「土佐凧」を作るイベントも行っていますが、今年は新型コロナの影響で中止となり、凧揚げのみの開催となりました。

4日は、10人ほどの子どもたちが参加。青空の下、干支をモチーフにしたものなど、様々な凧が用意され、子どもたちは公園をかけまわりながら、凧揚げを楽しみました。

(参加者)
「大きい凧が楽しかった。お正月はプレゼントがもらえるのが楽しみ」

(自由民権記念館 友の会 岡林登志郎 会長)
「子どもたちに元気に走りまわってもらいたい。昔からの『お正月には凧揚げて』という歌通りに元気にやってほしいということでこの1年の初めを良い形にして良い年にしてほしい。これだけ子どもたちが元気にかけ回ってくれて本当にうれしいです」

自由民権記念館友の会は「来年は、今回開催できなかった土佐凧作りを行って、高知の伝統にふれてもらいたい」としています。