秋雨前線の影響で長崎県にけさ、線状降水帯が発生し、猛烈な雨となりました。秋雨前線が活発化しながら南下する影響で、きょうは西日本から北日本にかけて広く大雨に警戒が必要です。

長崎地方気象台によりますと、長崎県南部ではけさから線状降水帯による非常に激しい雨が降り続き、南島原市付近ではレーダー解析で午前6時半までの1時間におよそ80ミリの猛烈な雨が降りました。

この大雨で、南島原市では土砂崩れや道路の冠水などが相次いだほか、午前6時20分ごろには「落雷で2階建ての建物が燃えている」と消防に通報があり、民家に隣接する倉庫が全焼しました。

警察によりますと、この家には90代の母親と70代の息子の2人が住んでいて、いずれもけがはないということです。