黄砂は、タクラマカン砂漠などの広大な砂漠の砂が、低気圧の通過に伴い上昇気流によって空高く巻き上げられ、偏西風に流されて、日本へやってくるものを言います。

夏は雨、冬は雪などの影響で、砂が巻き起こりにくいですが、春と秋は空気が乾燥し、砂が空気中に舞いやすくなります。そこに低気圧が通過して日本へ接近すると、上昇気流が発生して砂が上空へ巻き上げられ、低気圧とともに黄砂が日本へやってきます。

28日の予想天気図を見ると、大陸にあった低気圧が本州を通過する見込みです。

そのため、本州各地に黄砂の飛来の恐れがあります。