 
▼参加者
「救急医になりたい。かっこいいから」
そんな高知赤十字病院では若者に医療に興味を持ってもらおうと、2023年から「医療体験ラボ」を開いています。高知県内の高校生に病院の仕事を体験してもらうイベントで、この日は12人が参加し、疑似的な血管の縫合や医療機器の操作などを体験しました。
 
▼若手医師
「別に誰でも可能性はあると思っていて自分のやり方次第。可能性は無限大や」
▼参加者
「誰でもなれるよと言われたことに、頑張って目指してみようかなと思いました」
イベントを企画した内視鏡センターの内多医師は高知県の全員で医療を支えていくことが理想系だと話します。
 
▼高知赤十字病院内視鏡センター 内多訓久医師
「だから興味を持って、どんな形かわからないですけど、医療に携わる道を選んでもらえたら(イベントを)やった甲斐、意義があると思いますので」
 
医師不足という一朝一夕では解決しない課題。それでもこのような地道な取り組みが高知の医療の未来を照らす光になるかもしれません。

 
   
  








