男性がこなしていたタスクは、「ライオンのマークをタップする」というもので、指定された回数タップし、送信するとタスク完了となり、1回につき500円の報酬がもらえたということです。その後、男性はサイト上で約31万円の報酬を得ましたが、アカウントが凍結。
男性が「あらいももこ」に解除の方法を確認したところ、運営に確認するように言われ、運営は「凍結を解除するには、13万7920円の送金が必要」「指定金額より多く送金すれば、これまでよりも高い報酬を得ることができる」などと言われ、指定された口座に20万円を送金。しかし、その後も定期的にアカウントが凍結される度に解除名目で送金し、合計で約222万円を振り込み、だまし取られたということです。
■動画のスクショや手伝いなど他のタスクにも注意。警察が警鐘
高知県内では今年に入り、特殊詐欺による被害が81件発生していて、被害額は約4億4170万円に上っています。警察によりますと、特殊詐欺の手口で紹介されるタスクは、動画のスクリーンショットの送信や、ショッピングサイトの仕事の手伝いなど様々あるということで、「SNSで知り合った相手から副業、タスク、手伝いなど、いかなる理由であっても、金銭の振り込みを要求された場合は、詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。