JR四国によりますと、11日午後7時50分ごろ、高知県内の土讃線・須崎駅~土佐新荘駅の間で、特急列車と人が接触したということです。
衝突したのは、午後6時24分に宿毛駅を発車した「しまんと4号」で、高松駅に向かう途中でした。列車に乗っていた乗客およそ10人と乗員2人に、けがはないということです。

須崎警察署の調べによりますと、列車にはねられた人は死亡したということです。
現場は、土佐新荘駅から須崎駅方面におよそ590mの、西浜公園の近くの線路で、踏切ではない場所だということです。
事故の影響で、土讃線では須崎駅~窪川駅間で列車の運転を見合わせていて、列車に遅れが発生しているほか、乗り換えにも影響が出ているということです。
JRで帰宅しようとした人は、テレビ高知の取材に対し「今夜中に自宅に帰りたいけど、どうなるか…。駅での案内では列車が『時間通り出発する』と言っているけど、途中で止まるかもしれないし、困った」と話していました。
午後10時40分の時点で、運転再開については未定で、JR四国は、最新の運行情報をホームページで確認するよう呼びかけています。(11日午後10時40分時点)










