高知市の50代男性が「アカウントの凍結を解除するには送金が必要」などと言われ、200万円以上をだまし取られました。男性はサイト上で“タスク”をこなし、アカウントには報酬が貯まっていたということです。

高知県警によりますと、高知市の50代男性の動画アプリに、知らないアカウントからメッセージが届き、9月中旬ごろにはSNSのアカウントを登録しました。SNSのアカウント名は「あらいももこ」で、最初はたわいのない会話をしていましたが、10月1日に「店の経営をしているが、最近雰囲気がよくないので、多くの客を引き付けるためにいくつかのタスクを手伝ってほしい」と言われ、URLが送られてきたということです。

■男性がURLを押すとサイトに繋がり、「あらいももこ」に言われるがまま、個人情報や口座情報を登録

男性は「サイト内でタスクをこなすと報酬を得ることができる」などと説明を受け、タスクをこなすと登録した口座に、実際に1万153円が振り込まれたということです。