デジタル技術を活用した新たな教育について共有し発展させようと高知県須崎市でイベントが行われました。

須崎市は社会の変化に対応した学びを進める須崎市教育変革ビジョンを2024年9月に策定。Change(チェンジ)、Customize(カスタマイズ)、Create(クリエート)、Collaborate(コラボレート)の4Cプロジェクトを進めています。

25日は、須崎市の13の小中学校から参加した教員らが、AIを取り入れたことで子どもたちが主体的に学ぶようになった成果などを報告しました。イベントには、さいたま市を5年連続英語力日本一に導いた、前さいたま市教育長で、須崎市教育政策プロデューサーの細田眞由美さんや、教育に詳しい東京大学大学院教授の鈴木寛さんも参加しました。

(東京大学公共政策大学院 教授 鈴木寛さん)
「全国レベルのクオリティの実践と発表が行われていてびっくりした」

(須崎市教育政策プロデューサー 細田眞由美さん)
「少子高齢化でどんどん学校が小さくなっていく。その中で教師たちが何としても目の前の子どもたちに豊かな学びを提供したいという思いが強い自治体だなと思った」

須崎市教育委員会は、「子どもも教員も、ともにチャレンジして、ワクワクするような教育を続けていきたい」としています。