2026年1月から、高知県内の金融機関で、職員の新たな“ドレスコード”の運用が始まります。曜日や業務別に3つのスタイルの服装が求められ、職員の“服装選びの判断力”を養うことが目的です。
新しいドレスコードの運用を始めるのは、高知信用金庫です。時代の変化とともに職員の業務や活動が多様化する中で、勤務する曜日や業務内容によって、職員が着用する服を「3つのスタイル」から判断するものです。
◆監修した服飾研究家 中野香織 さん
「職員に『どういう見られ方をしているのか』という意識を持っていただいて、その“自覚”を育てて、自分で服を選んでいただく」
取り組みは、職員の“服装の選択肢”を増やそうと2022年に始まり、4年近くにわたって、服飾研究家の中野さんが職員に研修を行ってきました。「スーツ」の意味や歴史、「TPO」に合わせた服選び、そして色の組み合わせ⋯など、職員は、服装の意味や知識について学んできたといいます。
そうして取り組みが始まるドレスコードは「正統派ビジネスカジュアル」と位置づけられ、「3つのスタイル」が設定されています。










