21日は九州・四国地方を中心に雨が降りました。これから“梅雨”を迎える地域が多くなりますが、長雨のシーズンで必須の「傘」について、選ぶ際のポイント、手入れ方法、そして“NG行為”などを取材しました。

5月16日に九州南部で、そして19日には奄美地方で、“梅雨入り”が発表されました。いずれも2024年より早い梅雨入りとなっていて、これから迎える本格的な雨のシーズンに手放せないのが「傘」です。

高知市の百貨店では、毎年この時期になると「雨傘」や「日傘」の商品数を増やしています。売り場には様々な傘が並んでいますが、デザインや色といった“自分の好み”と合わせて、傘を選ぶ際の「ポイント」があるといいます。それは「サイズ」です。

◆高知大丸 婦人洋品販売員 青木美智留さん
「自分の身長に対して傘が長すぎると、持つ際に地面についてしまう可能性があります。傘が地面についてしまうと、棒の部分=『中棒』が壊れやすくなって長持ちしなくなるので、注意が必要です」

「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、「大きな傘を買っておけば濡れにくい」と、サイズの大きな傘を買う人も多いのではないでしょうか。しかし、大きすぎて持ち歩く際に傘が地面についてしまうと、傘の寿命を縮めてしまうことにつながります。